へたれオヤジの禁煙日記+α(高血圧)

気がついたら禁煙から9年目だ

初めてのチャンピックス服用

午後からの受診だったので薬を手にしたのはすでに夕方だった。だけど手元の禁煙手帳と血圧手帳は今日の日付から始まっている。いきなり「明日から始める」のが気分的に嫌だったので、長崎土産の菓子を食べてから服用した。

事前にあれこれ調べていた中で、吐き気があるという話が良く聞こえていたのでさすがの私も空腹でいきなり初めての薬をしかも二種類も飲むという暴挙には出られなかったわけである。

この薬の機序によると、服用時はニコチン摂取の時よりも受容体が出すドーパミンの量が少ないらしいので、服用中は煙草を吸っても身体は吸った気にならないという、そのあたりの感覚を知りたくて服用後1時間ほどして吸ってみたけど、何にもわからなかった。

それよりも身体の中心にうっすらとした嫌悪感があるのが気になる。吐き気というほどではないけど、これが結実したら吐きそうな予感といった種類の気持ち悪さである。



薬を飲んだから禁煙できるというのは短絡的だけど、いつもより少しだけ我慢するのが楽であるという実感はある。でも、ひと段落着いたときとかは無意識に煙草というのが身に染み付いているので、それを忘れるのに12週間というのは少々短い気もする。

ところで禁煙の概念とは? 期間が長くなると、どこからが非喫煙者になるのか? なぞと考えていると駄目なのは明白だろうから、このブログも逆効果かなと考えたけどせっかくなので続けてみたいと思う。

もしかして禁煙したいけどと悩んでいる人がいて、私の成り行きを見ることで踏ん切りがつくとしたら、それはそれで嬉しいし、途中で挫折した私を指差して笑ってくれても、それも現実なのだから恥を忍んで披露するのも自虐的楽しみかもしれない。


これから酒を飲もうと思っているけど、飲んだその後が怖い。だけど苦しまずに止めるのが目標なのでなるべく自然体で行こうと考えている。酒を飲んだ後の様子はまた明日。



というわけで、今のところ服用後の喫煙数は4本。