へたれオヤジの禁煙日記+α(高血圧)

気がついたら禁煙から9年目だ

禁煙外来初診

保険証を出して問診表に禁煙希望と書いて受付に渡す。暫くして呼ばれて身長と体重と血圧や脈拍をはかる。それが終わったら別室で禁煙プログラムの説明を聞く。相手の説明は妙に慣れている様子で、ニコチン依存症患者の多さが垣間見えて内心複雑になる。

最初にお決まりの質問に答える。質問は10個で5個以上該当で保険適用らしい。質問を読む前は、答えが微妙だったら該当個数を増やす方向で行こうと思っていたけど、読んでみるとなんと普通に8個該当。少々自分が嫌になる。

次に禁煙宣言書に署名させられる。これは私の意思表示としても有効だろうからここに記録しておくことにしよう。


 禁煙宣言書

 私はニコチン依存症であることを認識し、喫煙
 の害ならびに禁煙の効果を十分に理解した上で、
 9月7日より、禁煙することを宣言します。


そして興味のあった「呼吸機能検査」が始まる。詳しくはぐぐっていただくとして、結果はやはりそうであったかの肺年齢69歳。私は今、実年齢47歳である。そんなものだろうと予想はしていたもののやはりショックを受ける数字ではある。

もうひとつの結果が「COPDリスク」というものがあって、これがかろうじてNormal範囲内であった。それと換気障害も正常とのことで、少しだけ立ち直ることができた。が、健康な同年齢と比べて、その82%しか私の肺は機能していないのだ。



検査が終わって暫くしてから診察室へ。ドクターの第一声は「今日あなたが来てくれてよかったぁ」と、しみじみと仰るが私は意味が解らなかった。その意味は次の言葉ですぐに理解した。

「血圧が高すぎです」

返す言葉がなかった。息子が生まれた頃に一度検診でチェックが入っていたのだけど、息子の病気のどさくさにまぎれて一度も受診していなかった。いや、認めたくなかっただけかもしれない。

 「とりあえず禁煙できてから様子を・・・」

 「駄目です あなたが死んだら私の責任になる」

 「わかりました 仰せの通りにいたします」

というやり取りの後、処方箋には降圧剤も記載されていた。